20191120日(水)-22日(金)
10:00~17:00
東京ビッグサイト西4ホール
主催:農林水産省
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SEMINAR
セミナー

  • 11/20(水)
  • 11/21(木)
  • 11/22(金)
12:20~14:10 メインステージ
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若者と語る「スマート農業から描く未来」
未来デザイン=スマート農業×若者力

農業生産現場では、担い手の減少・高齢化等により労働力不足が深刻化しており、ICT等先端技術を活用した作業の省力化や熟練農業者の技術の継承が課題となっています。
これらの課題について「スマート農業」は、解決する一つの手段であり、地域経済の活性化や地方創生に寄与する技術革新として期待されています。
そこで、今後の生産現場と技術をつなぐ中間人材の育成を念頭に、新技術と親和性が高くかつ農業に関心のある大学生や有識者を交え、「スマート農業から描く農業・農村の未来」をテーマにトークセッション等を開催します。
佐藤 優

作家

佐藤 優 氏
末松 広行

農林水産事務次官

末松 広行 氏
今野 邦仁

全国農協青年組織協議会会長

今野 邦仁 氏
12:30~14:00 メインステージ

農業分野におけるAI/データの利活用について

近年、ビッグデータやAIを活用して、より生産性の高い農業を推進する取り組みが進展しています。しかし、農業データの提供・利用に関するルールが存在しないことや、ノウハウ技術の流出への懸念などが、利活用に際しての足かせになっています。農林水産省では、「農業分野におけるデータ契約ガイドライン」(平成30年12月)につづき、現在、農業分野におけるAIの利用に関する契約ガイドラインについての検討を進めています。このセッションでは、生産者やシステム開発者の生の声をご紹介し、今後の可能性と課題について議論を深めたいと思います。
休坂 健志

オプティム ディレクター ビジネス統括本部 本部長

休坂 健志 氏
大山  寛

サンファーム・オオヤマ 取締役

大山 寛 氏
尾﨑 道

農林水産省食料産業局知的財産課 知的財産課長

尾﨑 道 氏
林 いづみ

桜坂法律事務所 弁護士

林 いづみ 氏
14:30~15:30 メインステージ

福島県の魚介類を用いた新しい水産加工技術

福島県水産加工業の販路の拡大や、生産技術基盤の再建・強化のため、水産物の付加価値向上を目的に、地域の代表魚種であるヒラメや低・未利用資源であるカナガシラやアカモクの有効利用を可能とする先端的な加工処理・生産流通に関する技術を紹介します。具体的には、3Dフードプリント技術による魚肉すり身からの食品製造技術、福島県産のカナガシラ、ヒラメ、ホッキ貝、アカモク等を原料とした食品製造、ならびに市場調査とICTについて紹介します。
前田 俊道

水産研究・教育機構 水産大学校食品科学科 教授

前田 俊道 氏
村田 裕子

水産研究・教育機構 中央水産研究所水産物応用開発研究センター 流通加工グループ 主任研究員

村田 裕子 氏
本多 隆史

ミツイワ 事業推進部 部長

本多 隆史 氏
11:00~11:30 メインステージ

戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)
「スマートバイオ産業・農業基盤技術」

小林 憲明

次世代バイオ産業・農業における「食」のサステナビリティ

SIPプログラムディレクター/キリンホールディングス 取締役常務執行役員

小林 憲明 氏

持続可能な社会の実現に向け、バイオとデジタルの融合および多様で膨大なデータの利活用等による、スマートフードシステムの構築、食の多様化と新たな価値創出、生物機能を活用したものづくりを通じ、「食」のサステナビリティの実現を目指します。

11:30~13:00 メインステージ

農研機構セミナー「スマート農業推進を支える農研機構の技術開発」

柚山 義人

農研機構の出展ハイライト

農研機構 本部広報部 広報戦略室長

柚山 義人 氏

農研機構は、Society5.0の早期実現を目指し、スマート農業研究を加速させています。農研機構セミナーでは、出展の中から「スマート農業推進を支える農研機構の技術」を中心に注目頂きたいコンテンツをとりあげて紹介します。ここでは、出展内容をハイライトするとともに、共同研究・実用化・普及を目指すビジネスマッチングを呼びかけます。

岡留 博司

九州沖縄経済圏スマートフードチェーンプロジェクトについて

農研機構 企画戦略本部研究推進部研究推進総括課 セグメント第3チーム長

岡留 博司 氏

農研機構は、九州沖縄経済圏の高い生産力と立地条件を生かして、付加価値の高い農畜産物や加工品の市場展開やアジアへの輸出拡大を図るため、「九州沖縄経済圏スマートフードチェーンプロジェクト」を立ち上げました。本プロジェクトでは、農研機構、民間企業、公設試、大学等が連携して、育種から生産、加工、流通、輸出までのスマートフードチェーンの事業化につながる研究開発を推進し、九州沖縄経済圏の農業・食品産業の成長産業化、地方創生に貢献いたします。

中川 博視

気象予報にもとづく栽培管理をめざして -メッシュ農業気象データと栽培管理支援システム-

農研機構 農業環境変動研究センター 気候変動対応研究領域 温暖化適応策ユニット長

中川 博視 氏

気象情報をもっと身近に農業に役立てていただくための取り組みを行っています。そのために、農研機構では約1km×1kmの空間解像度で予報を含む様々な気象データを届ける「メッシュ農業気象データシステム」を開発し、気象データを活用した水稲、小麦、大豆の栽培管理支援情報を提供する「栽培管理支援システム」を構築してきました。それらの取り組み状況や、気象データの農業利用を促進し、栽培管理支援情報を社会実装するための道筋について紹介します。

笹原 和哉

明日のお米づくりのための「直播選択ドットネット」

農研機構 東北農業研究センター 生産基盤研究領域 農業経営グループ長

笹原 和哉 氏

水稲直播について気になる。でも自分の環境ではどれが良いか、マニュアル等を見ても選べない方が多いのではないでしょうか。農研機構東北農業研究センターでは、「プラウ耕グレーンドリル乾田直播」「V溝乾田直播」「カルパー湛水直播」「鉄コーティング湛水直播」「べんモリ湛水直播」「無コーティング直播」の6種類の水稲直播技術のうちどの方法が比較的妥当か、タイトルのサイトで質問に答えるとお伝えします。各生産者に自分に適切な水稲直播を選び、成功してもらいたい。ご回答者には東北ではどれがどこで妥当と勧めたかが分かる地図をお送りします。

菊地 麗

キツイ傾斜もおまかせ!らくらく小型草刈機

農研機構 西日本農業研究センター 営農生産体系研究領域 機械作業・情報グループ 任期付研究員

菊地 麗 氏

様々なタイプのリモコン式草刈機が市販化されていますが、中山間地域にみられる傾斜角度45度を超えるような急傾斜法面に対応した機種は少なく、価格も非常に高価となります。これらの多くは、本体質量が100~300 kg程度で農道が比較的狭い中山間地域では畦畔法面へアクセスできない場合も想定されます。そこで、農研機構西農研では急傾斜法面に特化した誘導式小型草刈機を開発しました。開発機について、機体コンセプト、開発状況、試験の様子を紹介します。開発機は、10kg程度で持ち運べ、50度程度の法面にも対応する安価な機械です。

米丸 淳一

農業版Society5.0を実現するスマート育種(Breeding5.0)

農研機構・次世代作物開発研究センター・基盤研究領域・育種法開発ユニット長

米丸 淳一 氏

育種は作物生産の増収および安定化に寄与し社会を豊かにしてきましたが、今後、より大きく不安定となる環境変動および社会変容に対応したニーズを迅速に満たすためには、さらに効率的かつ迅速な育種が求められます。そこで、来たるべき社会「農業版Society5.0」を実現するための育種(Breeding 5.0)として、過去に取得された情報も含めた大量の育種関連データ(育種ビッグデータ)と様々な次世代型育種技術を利用した“スマート育種”研究について、農研機構の取り組みを中心に紹介します。

別所 英男

秋を彩るフルーツ新品種

農研機構 果樹茶業研究部門 品種育成研究領域長

別所 英男 氏

農研機構では消費者の皆様に喜んで頂けるフルーツをお届けするため、さまざまな品目で新品種開発に取り組んでいます。外観が良くて美味しいのはもちろんのこと、最近では、「シャインマスカット」のように皮ごと食べられるブドウや、「ぽろたん」のように切れ目を入れて加熱すると渋皮まで剥けるクリなど食べやすさも重要になっています。また、最近では生ジュースやケーキなど加工・業務用にも利用可能なフルーツの需要が高まっています。そこで、秋に出回るフルーツの中で、「シャインマスカット」や「ぽろたん」など、お薦めの新品種をご紹介します。

根角 厚司

魅惑の赤いお茶「サンルージュ」について

農研機構 果樹茶業研究部門 枕崎研究調整監

根角 厚司 氏

赤い新芽と機能性に着目して育成されたわが国初の茶品種は、燦々と輝く太陽の下で、情熱的な赤色の新芽を出すことから「サンルージュ」と命名されました。赤色の正体アントシアニンは果実エキス、酢、炭酸などで酸性にするとピンク色に変化します。また、抗眼精疲労、メタボ抑制、食後の血糖値上昇抑制など、機能性に関する研究成果も報告され、高機能性茶としての期待も高まっています。子宝と健康長寿の島として知られる徳之島(鹿児島県奄美地域)において新たな産地つくりも開始された、いま最もホットで魅惑的な茶品種です。

14:00~14:20 メインステージ

都市景観向上のための夏季に適した苗物花きの特性・選定と、根圏温度制御による低コスト苗物・鉢物花き生産装置の解説

地球温暖化の進行に伴い,夏季の高温対策は喫緊の課題となっています。オリンピック・パラリンピックでも必要とされる夏季の都市景観の向上のために、夏季の生育に適した苗物花きの特性を解説し、それに基づいて選定した適性品目を紹介します。また、花きの生産においては、冬季の暖房コストの削減も大きな課題です。高温対策と暖房コストの削減を1台の装置で実現するために開発した根域環境制御装置(N.RECS)について、温度制御性能と省エネルギー性、適応品目の生育改善について解説します。
岡澤 立夫

東京都農林水産振興財団 東京都農林総合研究センター 主任研究員

岡澤 立夫 氏

窪田 聡

日本大学生物資源科学部 教授

窪田 聡 氏

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