慶應義塾大学理工学部
システムデザイン工学科専任講師 野崎 貴裕 氏
「Real Haptics(リアルハプティクス)」とは、人間が創り出す優しく柔軟な動作を遠く離れた場所に伝え、保存し、再現する最先端のロボット技術である。本技術によって、時間や空間を超えて人間の動作情報を活用することが可能となり、従来人手に頼らざるを得なかった手間暇のかかる作業の自動化や、農作物が有する硬度等の物理特性の数値化が実現される。
本講演では様々な応用事例と共に、リアルハプティクスが拓く新たな農業の未来と、それにともなって創出されるアグリビジネスの可能性についてご紹介します。