食小間位置番号:食
1925
(国)岩手大学
安全なジビエ(野生獣肉)供給のため、生産段階での衛生管理用に簡便・高感度な検出キットを考案
お問い合わせ先
郵便番号 | 〒020-8550 |
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住所 | 岩手県盛岡市上田三丁目18-8 |
TEL | 019-621-6231 |
FAX | 019-621-6107 |
URL | http://www.iwate-u.ac.jp |
展示内容
出展内容 | ジビエは、野生のシカやイノシシを食肉利用するものです。そのため、牛肉や豚肉、鶏肉などの家畜と異なり、肥育環境が衛生的にコントロールされておらず、人体に有害な微生物を摂取している可能性があります。そこで、人体に有害な病原微生物を簡便に検出できる検査キットを考案し、生産・加工段階での簡便な食肉衛生検査を目指しました。 |
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既存の技術との違い | これまでの食肉衛生検査は、時間がかかる「菌培養法」や、高感度であるものの手順が複雑で技量を要する「遺伝子検査」でしたが、今回考案した本検査法では、熟練者でなくとも衛生検査ができる遺伝子検査法です。 |
想定される用途 | ジビエとなる野生動物の捕獲現場、解体施設、加工施設などの現場で、捕獲従事者や解体従事者、加工従事者によって実施する衛生検査。 |
展示方法 |
実演 |
マッチング目的 | |
システムを考案している本検査キットを商品化したいので、検査試薬の商品開発に従事する企業とマッチングを行いたい。また、試作品の実証試験協力として、狩猟従事者、解体従事者、加工従事者に試用を依頼し、結果を検証したい。 | |
資料 |
研究・プレゼンテーション
日時・場所・No. | 10月4日(水)10:30~10:45 セミナールームB B101 |
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タイトル | ●感染症・食中毒病原体迅速検出キットを使っての安心安全ジビエによる地域活性化 |
発表者 | 岩手大学農学部 共同獣医学科 助教 山﨑 朗子 |
内容 | 野生動物肉の利用を拡大し、地域産業を活性化するには、安心安全な検査システムの構築が必須となります。同検査システムは、捕獲者・食肉処理者の健康も守り、野生動物肉の安定供給にも貢献します。病原体簡易迅速検査キットの試作品を開発しました。同キットを用いて、ジビエ産業の育成による地域活性化戦略案を提供します。 |
マッチングアイコン
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