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15:45〜16:00 |
もみ殻成形炭粉末を用いた水稲用除草剤の系外流出削減 −ゼロエミッション・循環型水田農業を目指して−
所属 | : |
(独)農業環境技術研究所 |
発表者 | : |
高木 和広 |
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【キーワード】
もみ殻成形炭粉末/水稲用除草剤/系外流出削減/ゼロエミッション・循環型
【内容】 除草剤散布1日後にもみ殻成形炭粉末(比表面積:約140m2/g)を水田に50kg/10a散布することにより、殺草効果を低下させることなく、水稲用除草剤の系外流出量を約50%削減できる。また、もみ殻成形炭粉末はケイ酸を約40%含有するため、ケイ酸質肥料として水稲の登熟歩合や耐病性・耐到伏性の向上に寄与すると考えられる。
もみ殻成形炭粉末を用いた減農薬・高品質米の開発を目指して、平成16年度から富山の農業生産法人と共同で、除草剤散布量を半減させた場合の大規模圃場試験にも取り組んでおり、良好な結果(系外流出量の削減、殺草効果、水稲の生育)を得ている。
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