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14:15〜14:30 |
食品の新たな機能性評価技術の開発とその応用
所属 | : |
(株)レオロジー機能食品研究所 |
発表者 | : |
藤野 武彦 |
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【キーワード】
機能性食品/レオロジー機能/腸管免疫機能/ヒト消化管モデル抽出法
【内容】 レオロジー機能食品研究所は平成7年に農水省の独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構により設立されたもので、食品の機能性評価技術の開発と新たな生理活性物質を発見することを目的として設立された。
現在、日本にもっとも多い病気は血管が閉塞する疾患(脳梗塞、心筋梗塞など)、免疫異常(アレルギー疾患、癌)、生活習慣病(糖尿病、高コレステロール血症など)であるが、その予防と治療にもっとも関係深いものが、血液のレオロジー機能(特に赤血球のしなやかさ、流れやすさ)、免疫機能および代謝機能である。
本研究所は、このレオロジー機能を評価する新技術を開発し、それを用いて、新たなレオロジー機能を改善する機能性食品を発見、開発してきた。また、免疫機能に関しては特に腸管免疫機能の重要さに注目して免疫組織化学手法を駆使して鮮明に機能評価を行うことに成功した。一方、ヒト消化管をモデルとした新たな生理活性物質抽出法を考案し、それを用いて多数の生理活性物質を抽出してきた。その結果これらの物質の機能性を上記手法で評価し、そのいくつかが、すでに商品化されている。今回は、これらの評価技術と実際に抽出された機能性物質についてプレゼンテーションを行う。
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研究開発の段階 |
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