|
13:00〜13:15 |
レーザードップラー法を応用した簡易型装置の開発
所属 | : |
広島大学大学院 生物圏科学研究科 アコーステック(仮) |
発表者 | : |
藤路 陽 |
|
【キーワード】
農産物/非破壊検査
【内容】 農産物の品質保証は非常に難しい。加工食品などは一定条件で生産されており、品質は保証されている。
しかし、農産物の場合、栽培条件により品質が異なる。それなのに品質は保証されておらず、不良農産物を消費者に販売してしまう可能性がある。最近では、糖度の非破壊検査などにより糖度保証という形で果実に付加価値をつけて販売を行っているところもあるが、いくら糖度が高くても腐っているものもある。また外見だけでは判断できない内部欠陥などもある。そこで、非破壊の硬度測定による熟度判別ができれば、農産物の品質保証は確実なものに近づく。果実の硬さを非破壊で測定する方法に、レーザードップラー法がある。
この原理を簡単に説明すると、果実を強制的に振動させその果実の振動をレーザー管で検出しフーリエ解析することで果実の共鳴ピークを検出できる。その検出した周波数と果実の重量から果実の硬さを算出できる。しかし、この装置は大型であり、また500万円と高価である。我々は、もっと実用的で安価な装置の開発を行っている。
|
■ |
特許等知的財産関連の状況 |
☞ |
取得済み |
■ |
研究開発の段階 |
☞ |
開発研究 |
■ |
その他アピール点 |
☞ |
販路拡大 |
|
|