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12:45〜13:00 |
コンパクトMRI
所属 | : |
潟Gム・アール・テクノロジー 代表取締役 |
発表者 | : |
拝師 智之 |
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【キーワード】
食品用MRI
【内容】 MRIとして知られる磁気共鳴診断装置は,局所的病巣発見のため医療診断に広く
用いられている.食品においても,局所的傷害,腐敗及び劣化の検出が可能であり高
い有用性を指摘されている.しかし,大型・高価であり維持管理も大変なことからそ
の利用は臨床応用に限られており,食品分野での研究者の要望に応えにくい装置と
なっている.
工業及び電子工学技術の発達は,超高性能小型永久磁石とコンパクトなNMR/MRI分光
計の作製を可能にし,さらに,パーソナルコンピューターの高性能化により,扱いが
容易な小型NMR/MRIシステムの作製が可能となった.
今回は,上記の状況を踏まえて,食品検査・評価用のインタラクティブ(会話型)
操作ができる,フルオート測定・解析型超コンパクトMRIの開発を行った.極めて
有用ではあっても超大型で大がかりな設備と高い技術を必要とし高価なMRIを,食品
検査・評価のために充分な性能を持ち安価で通常の実験室において身近に利用でき,
移動も出来る小型装置とした.
現在は,開発したMRI装置によって非破壊的でイメージを利用した食品検査・評価・
開発の基盤技術とすべく応用例を蓄積しているので,会場にて紹介する。
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特許等知的財産関連の状況 |
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申請検討中 |
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研究開発の段階 |
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事業化研究 |
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その他アピール点 |
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ニーズの募集、 試験撮像も行います。 |
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