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11:45〜12:00 |
米、米飯、餅、米菓等に適用可能なPCR法によるDNA判別技術
所属 | : |
(独)食品総合研究所 食品素材部穀類特性研究室 |
発表者 | : |
大坪 研一 |
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【キーワード】
モノクローナル抗体/ニワトリ/抗原高感度検出
【内容】 当研究室では、PCR法による米の品種判別技術の研究を行い、「コシヒカリキット」等を開発し、約50種類のSTS化プライマーにより、約200品種の識別が可能になっている。最近では、新潟県農総研と共同で、いもち病に強いコシヒカリ同質遺伝子系統の相互識別技術を開発した。新潟県では、平成17年度から、コシヒカリをいもち病に強いコシヒカリ同質遺伝子系統に全面的に作付け転換する予定であり、本技術を適用することによって「新潟コシヒカリ」を他県産コシヒカリと識別することが可能となる。また、九州大学と共同で米の食味に関係する遺伝子を探索し、澱粉合成酵素やタンパク質組成に関係するPCR用プライマーを開発した。これらのプライマーを用いたPCRによるDNA食味判別技術を開発中である。
当研究室では、DNA抽出技術の開発により、これらの判別技術が、稲植物体や米にとどまらず、米飯、餅、米菓等の米加工品にも適用が可能になっている。本技術は、高価な装置を必要としない簡易判別技術であり、育種、流通、加工利用段階での品種・産地の判別や原料米の食味推定など、様々な分野で利用が期待される。
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特許等知的財産関連の状況 |
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取得済み/申請中 |
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研究開発の段階 |
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開発研究/事業化研究 |
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その他アピール点 |
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米、米飯、餅、米菓等に適用可能な簡易判別技術
玄米半粒による良食味系統選抜技術の利用先の募集
品種判別共同試験の参加機関の募集 |
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