|
15:45〜16:00 |
臓器移植用モデル豚の開発
所属 | : |
(独)農業生物資源研究所 発生分化研究グループ 発生工学研究チーム |
発表者 | : |
大西 彰 |
|
【キーワード】
体細胞クローン/免疫不全/臓器移植/モデル豚
【内容】 体細胞クローン技術を用いた臓器移植用モデル豚を開発する。現在、ヒトへの臓器移植の例数は着実に増加しているが、慢性的なドナー不足により絶対数が足りない状況が続いている。我々は、ヒトに最も近い生理を有する豚を用いて、移植用モデル豚の開発を目指している。現在は、細胞膜表面に存在する糖タンパク質や補体反応を低減させる体細胞クローン技術による遺伝子組換え豚の作出に着手している。このようなモデル豚は、各種臓器由来の細胞をパッケージ化して、その細胞活性を維持して必要な生理活性物質を持続的に分泌させることなどの基礎実験に用いることも可能となり、次世代型の医療福祉にも貢献できると考えている。しかし、これらモデル豚を用いた基礎実験や安全性評価を行うには他機関との連携が必要不可欠である。
|
■ |
特許等知的財産関連の状況 |
☞ |
取得済み |
■ |
研究開発の段階 |
☞ |
開発研究 |
■ |
その他アピール点 |
☞ |
臓器異種移植用モデル豚の開発、共同開発者募集 |
|
|