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15:30〜15:45 |
新しいシルクフィブロインスポンジ製造技術
所属 | : |
(独)農業生物資源研究所 昆虫新素材開発研究グループ 生体機能模倣研究チーム |
発表者 | : |
玉田 靖 |
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【キーワード】
シルク技術/製造技術
【内容】 水溶性有機溶媒と凍結処理を併用した新しいシルクフィブロインスポンジ製造技術を開発した。得られたスポンジは、連続孔をもつ構造を持ち、機械的強度に優れるとともに、製造条件を変えることで、その機械的物性も変えることが可能である。また、フィブロイン架橋のための化学薬品を一切必要としないため、シルクフィブロインのもつ生体親和性を保ったままで安全性も高く、かつオートクレーブ滅菌が可能であるため、微生物による汚染も回避できる。さらに、タンパク質であるフィブロイン100%からなるため、製造から廃棄まで環境負荷が少ない。最近の研究成果では、このフィブロインスポンジを使用して軟骨細胞の培養を行ったところ、軟骨細胞で生産、分泌された軟骨様組織がスポンジ内に形成されることが確認され、再生医療用細胞支持体や3次元細胞培養担体としての利用の可能性も示唆されている。
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特許等知的財産関連の状況 |
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取得済み |
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研究開発の段階 |
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開発研究 |
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その他アピール点 |
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利用開発技術の共同開発と実用化 |
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