小間番号:食-18
(国)東海国立大学機構 岐阜大学
生産に向けての資金提供先、技術ライセンス先、及び共同研究先の企業を探しています。
展示内容
技術ジャンル |
生産/加工・利用・分析技術・流通/収穫・伐採・漁獲・屠畜・搾乳・採卵/健康長寿社会の実現 |
出展内容 |
①ヌマダイコンに含まれる抗炎症成分、美肌成分とその成分を用いた美肌茶の試作状況を説明し商品化に向けての企業との共同研究を探索します。②農産物生育時の環境(気候等)や収穫後取扱(収穫時期や保存環境等)が食品に与える影響を香気成分という観点から調査し産業界に還元します。③脂肪肝はアルコール以外に糖分過剰摂取によっても誘発されるが、本研究により判明した非アルコール性脂肪肝を抑制する食品成分を説明します。
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研究・プレゼンテーション
日時 |
11/12 (木) 13:15-13:30 (B) |
タイトル |
肺炎・癌予防に役立つ新素材の開発 |
発表者 ※所属団体名・部署・役職・氏名 |
東海国立大学機構 岐阜大学・工学部 化学・生命工学科・教授・竹森洋 |
講演 |
炎症性疾患に利用される生薬であるキク科植物「ヌマダイコン」(絶滅危惧種)の活性成分は11αOH-カウレン酸で美白に有効な飲料の開発が期待されるため、我々はこのヌマダイコンを農業生産法人LSふぁーむと共同で商用生産を開始しました。11αOH-カウレン酸を熱水抽出しマウスに自由摂取させたところ黒色の毛がブロンズ色に変化しました。コロナウイルス受容体ACE2の発現低下作用や胆癌モデルマウスの腫瘍増殖を有意に減少させる作用を有し、さらに抗酸化作用と酵母モデルにおける寿命延にも機能します。 |