小間番号:総-26
食料生産地域再生のための先端技術展開事業(原発事故からの復興のための放射性物質対策に関する実証研究)
原発事故被災地の農業復興に関する取り組みの研究成果を紹介します。
展示内容
技術ジャンル |
センシング・AI・ビッグデータ解析・ICT・IoTなど/生産/加工・利用・分析技術・流通/鳥獣害対策 |
出展内容 |
1.遠隔地から圃場・ハウスの情報をスマートフォンで確認出来る簡易IoTシステム「通い農業支援システム」、2.被災地農作物(米、大豆、そば)の信頼性を向上するための生産~調理加工段階における放射性物質移行低減技術、3.帰還者が被災地農地を利用する場合に問題となるスギナ、ヨシ等「難防除雑草」の省力的な防除技術等、被災地及びその他地域でも参考にしていただける研究成果を紹介します。
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研究・プレゼンテーション
日時 |
11/13 (金) 13:00-13:30 (A) |
タイトル |
離れたハウスの情報をスマホで遠隔監視「通い農業支援システム」 |
発表者 ※所属団体名・部署・役職・氏名 |
農研機構東北農業研究センター・農業放射線研究センター営農再開グループ・研究員・山下善道 |
講演 |
福島の営農再開地域ではハウスや耕地が分散していることが多く、管理作業要否の判断や作業実施のために行き来することができません。そのため、遠隔地でもハウス内の温度等情報を確認できる機器が必要です。しかし、営農再開地域での水稲や野菜の育苗、花卉の生産等では通年での機器利用は必要ありません。そこで、既存のハウスに一時的に取り付け可能で、簡易なIoT機器で作るハウス遠隔監視システム「通い農業支援システム」を構築しました。本講演ではシステムの概要と使用事例についてご紹介します。 |