技術ジャンル | 育種/加工・利用・分析技術・流通/環境保全・生物多様性/土壌・肥料・水管理 |
---|---|
出展内容 |
①もみ殻中のケイ酸分と貝殻のCa分の反応による、稲作肥料(ケイカル)の製造特許です。もみ殻の燃焼熱を利用するため経済的です。 ②ジャスモン酸メチルの異性体4種に関して、ダイコンの抽だい阻害、タマネギの鱗茎肥大促進、コムギの老化促進に違いがあります。 ③フルクトオリゴ糖にタマネギ鱗茎肥大効果があります。 ④「つがるロマン」を原品種とする新規形質米です(低アミロース米・フィトグリコーゲン蓄積糖質米)。 |
日時 | 11/13 (金) 14:15-14:30 (B) |
---|---|
タイトル | もみ殻焼却熱による貝類廃棄物の処理と肥料製造の同時実現 |
発表者 ※所属団体名・部署・役職・氏名 |
弘前大学・地域戦略研究所・准教授・吉田 曉弘 |
講演 | 貝類廃棄物ともみ殻を同時に処理して再資源化する技術を紹介します。実例として、悪臭問題を引き起こしているホタテガイ養殖残渣のもみ殻燃焼熱による焼却無臭化について取り組みました。結果として、養殖残渣中の貝類由来のカルシウムともみ殻由来のケイ酸の反応で稲作肥料として有用なケイカルが生成し、生成物は無臭でした。さらに、肥料化に必要な熱量ともみ殻燃焼熱の比較、あるいは地域に賦存するもみ殻資源量から、地域への導入可能性を検討しました。本法は、ホタテガイ養殖残渣以外の他の貝類廃棄物についても広く適用可能です。 |
お問い合わせ先 | (国)弘前大学 |
---|---|
郵便番号 | 036-8560 |
住所 | 青森県弘前市文京町1 |
TEL | 0172-39-3176 |
FAX | 0172-39-3921 |
URL | https://www.innovation.hirosaki-u.ac.jp/ |